3万人が見届けた「復活の夜」
2026年9月12日、フランス・パリ近郊ナンテールの Plenitude Arenaに約3万人の観客が集まりました。
この日、ステージに立ったのはセリーヌ・ディオン。 2020年3月以来、約6年ぶりとなる本格的なフルコンサートでした。
会場 Plenitude Arena(フランス・ナンテール)
観客 約3万人
年齢 58歳
公演時間 約2時間15分
披露曲 25曲
AP通信は、約3万人の観客が集まったこの公演を、 セリーヌ・ディオンにとって6年以上ぶりとなるフルコンサート復帰と伝えています。
📌 セリーヌ・ディオン 2026 パリ公演 オープニングナイト
2026年9月12日に行われたパリ公演のフルコンサート映像です。実際のステージ構成や選曲の流れも確認できます。
▶ YouTubeで公演映像を見るなぜ6年間、フルコンサートを開けなかったのか
セリーヌ・ディオンの長い空白は、ひとつの理由だけで始まったものではありません。 2020年、世界的な新型コロナウイルスの拡大によってツアーが中断しました。
その後、体調の悪化が続き、2022年には スティッフパーソン症候群(Stiff-Person Syndrome) と診断されたことを公表しました。
この病気では筋肉の硬直やけいれんが起こることがあり、 歌手にとって重要な呼吸や発声、ステージ上での動きにも影響する可能性があります。 そのため予定されていた公演を中止し、治療とリハビリに集中する時間が続きました。

2024年にも歌ったのに、なぜ「6年ぶり」なのか
セリーヌ・ディオンは2024年のパリ五輪開会式にも登場しています。 エッフェル塔からエディット・ピアフの 「Hymne à l’amour」を披露しました。
ただし、あのステージはオリンピック開会式での特別出演でした。 約2時間にわたり多数の楽曲を歌うフルコンサートではありません。
2026年9月12日の公演は、2020年以来初めて 一夜のコンサートを最初から最後まで行った本格復帰だったため、 海外メディアも「6年ぶりのフルコンサート」と報じています。
復帰を支えた「ファンとの約束」
復帰初日のステージでセリーヌ・ディオンは、 長い時間待ち続けたファンに感謝を伝えました。
そして、自分は戻ってくるという約束をしたと語り、 ファンのためだけでなく、自分自身のためにも再び歌うという思いを明かしました。
2026年3月30日、自身の58歳の誕生日にパリ公演を正式発表。 約半年後、その約束が実際のステージとなりました。
6年ぶりの最初の1曲は「On ne change pas」
復帰公演の幕開けに選ばれたのは、 フランス語曲「On ne change pas」でした。
タイトルには「人は簡単には変わらない」という意味があります。 長い治療と空白を経て再びステージに立った彼女にとって、 印象的なオープニング曲となりました。
公演序盤、セリーヌ・ディオンは感情を抑えきれず涙を見せ、 会場からは大きな拍手が送られました。
25曲、約2時間15分の本格公演
この日は数曲だけを歌う記念出演ではありませんでした。 約2時間15分にわたり、合計25曲を披露しました。
My Heart Will Go On
The Power of Love
Because You Loved Me
It’s All Coming Back to Me Now
All By Myself
The Prayer
I’m Alive
過去の代表曲だけでなく、フランス語曲も交えた構成で、 セリーヌ・ディオンのキャリア全体を振り返るようなセットリストとなりました。

『タイタニック』を観たあの日を覚えていますか
1997年に公開された映画『タイタニック』は、世界中で社会現象となった作品でした。 当時、映画館へ足を運び、恋人や友人、家族と一緒にこの映画を観た記憶が残っている人も多いでしょう。
スクリーンいっぱいに広がる壮大な映像と、切ない物語。 そしてエンディングに流れたセリーヌ・ディオンの 「My Heart Will Go On」。 映画と音楽がここまで強く結びついた作品は、そう多くありません。
映画の場面を思い出すと同時に、 当時一緒に映画を観た人や、その頃の自分まで思い出す。 「My Heart Will Go On」が今も特別に聴こえる理由は、 そんな個人的な記憶まで一緒に呼び戻してくれるからかもしれません。
「My Heart Will Go On」をもう一度
映画『タイタニック』の主題歌 「My Heart Will Go On」は、 セリーヌ・ディオンを世界的な存在にした代表曲のひとつです。
▶ My Heart Will Go On|公式YouTubeで聴く「The Power of Love」も再びステージへ
1990年代のセリーヌ・ディオンを代表する 「The Power of Love」も今回の公演で披露されました。
▶ The Power of Love|公式映像を見る声は以前と同じだったのか
今回の公演では、現在のコンディションに合わせた歌唱やアレンジも取り入れられました。
それでも「All By Myself」など負担の大きい楽曲を含め、 2時間を超えるステージを最後まで歌い切ったことが大きく注目されました。
90年代を代表する「Because You Loved Me」
1996年に大ヒットした 「Because You Loved Me」も、 セリーヌ・ディオンを語るうえで欠かせない代表曲です。
▶ Because You Loved Me|公式YouTubeで聴くチケット117万枚、900万人以上が購入を試みた
今回の復帰公演は、発表直後から非常に大きな反響を集めました。
2026年 16公演
2027年 10公演
合計 26公演
販売されたチケット 約117万枚
購入を試みたファン 900万人以上
高い需要を受けて、公演数は当初の10公演から26公演まで拡大しました。
2026年、これからのパリ公演日程
9月12日の初日公演を終えたあとも、 2026年のパリ公演は10月17日まで続きます。
16日・18日・19日・23日・25日・26日・30日
10月
2日・3日・7日・9日・10日・14日・16日・17日
さらに2027年5月にも10公演が設定されており、 現在発表されている公演は合計26公演です。
▶ セリーヌ・ディオン パリ公演|公式日程を見る




